1980年の日本競馬
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1980年の日本競馬(1980ねんのにほんけいば)では、1980年(昭和55年)の日本競馬界についてまとめる。馬齢は旧表記で統一する。
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できごと
[編集]1月 - 3月
[編集]4月 - 6月
[編集]- 4月19日 - 厩務員組合の労働争議のため、中央競馬の2回東京・1回新潟のそれぞれ1日・2日開催が中止となる。その開催分は4月30日と5月9日に代替開催された[2]。
- 4月22日 - 日本軽種馬登録協会の毛色判定審議会が、現行のサラブレッドの毛色から粕毛を除外し、新たに白毛を追加する[2]。
- 4月29日 - イギリス・グッドウッドで開かれた8か国21名による「国際馬術競技会グランプリキュア」で、自由演技に日本中央競馬会所属の中俣修が出場、日本人として初の優勝を飾る[2]。
- 5月23日 - 兵庫県が西脇市に兵庫県立西脇馬事公苑を開設する[2]。
- 5月29日 - 福島競馬場にダートコースが完成する[2]。
- 5月30日 - 北海道日高地区で馬伝染性子宮炎が流行したため、この日から6月12日まで種付けを中止した[2]。
- 5月31日 - 神戸市生田区に三宮電話投票所が開設される[2]。
- 6月6日 - 札幌競馬場に児童公園が開園する[2]。
- 6月20日 - 函館競馬場にダートコースが完成する[2]。
7月 - 9月
[編集]- 8月15日 - 日本中央競馬会より日光東照宮に、神馬としてオス11歳のマツミヒカリが奉納される[2]。
- 9月6日 - 横浜市旭区に横浜二俣川電話投票所が開設される[2]。
- 9月11日 - 第15回アジア競馬会議が韓国のソウルで開かれ、日本中央競馬会の斎藤吉郎常務理事らが出席する[2]。
- 9月23日 - 中央競馬の厩舎関係者7名と監督の職員1名が欧米研修に出発する[2]。
- 9月 - 道営札幌競馬で、ニュージーランドから来日したD・モズリーら女性騎手2名が騎乗する[2]。
10月 - 12月
[編集]- 10月1日
- 10月23日 - 京都競馬場の新スタンドが完成、竣工式が行われる[2]。
- 11月1日 - この日予定されていた京都大障害は出走頭数が5頭に満たなかったため中止となる[2]。
- 11月3日
- 11月7日 - 中央競馬では初となる「女性のための競馬教室」が新橋分館広報コーナーで行われる[2]。
- 11月8日 - アメリカ合衆国のローレル競馬場で行われたワシントンDCインターナショナルにハシクランツが出場、8着となる[2]。
- 11月15日 - 中央競馬1回京都5日開催の第2競走で、単勝・複勝・連複がすべて万馬券となる[3]。
- 11月 - アメリカ合衆国の女性騎手K・デロウラら2名が来日し、大井競馬場や園田競馬場で騎乗する[3]。
- 12月16日 - 競走馬総合研究所栃木支所が開設10周年式典を行う[3]。
その他
[編集]競走成績
[編集]中央競馬の主な競走
[編集]- 第40回桜花賞(阪神競馬場・4月6日)優勝 : ハギノトップレディ(騎手 : 伊藤清章)
- 第40回皐月賞(中山競馬場・4月13日)優勝 : ハワイアンイメージ(騎手 : 増沢末夫)
- 第82回天皇賞(春)(阪神競馬場・4月29日) 優勝 : ニチドウタロー(騎手 : 村本善之)
- 第41回優駿牝馬(オークス)(東京競馬場・5月18日) 優勝 : ケイキロク(騎手 : 岡部幸雄)
- 第47回東京優駿(日本ダービー)(東京競馬場・5月25日) 優勝 : オペックホース(騎手 : 郷原洋行)
- 第21回宝塚記念(中京競馬場・6月1日)優勝:テルテンリュウ(騎手:西浦勝一)
- 第41回菊花賞(京都競馬場・11月9日) 優勝 : ノースガスト(騎手 : 田島良保)
- 第5回エリザベス女王杯(京都競馬場・11月16日) 優勝 : ハギノトップレディ(騎手 : 伊藤清章)
- 第82回天皇賞(秋)(東京競馬場・11月23日) 優勝 : プリテイキャスト(騎手 : 柴田政人)
- 第25回有馬記念(中山競馬場・12月21日) 優勝 : ホウヨウボーイ(騎手 : 加藤和宏)
中央競馬・障害
[編集]表彰
[編集]優駿賞
[編集]- 年度代表馬・最優秀5歳以上牡馬 ホウヨウボーイ
- 最優秀3歳牡馬 サニーシプレー
- 最優秀3歳牝馬 テンモン
- 最優秀4歳牡馬 オペックホース
- 最優秀4歳牝馬 ハギノトップレディ
- 最優秀5歳以上牝馬 プリテイキャスト
- 最優秀障害馬 オキノサコン
- 最優秀アラブ ホクトチハル
誕生
[編集]この年に生まれた競走馬は1983年のクラシック世代となる。
この節の加筆が望まれています。 |
競走馬
[編集]- 2月15日 - サンオーイ
- 3月3日 - ウインザーノット
- 3月16日 - スズカコバン
- 3月19日 - シャダイソフィア
- 3月24日 - ドウカンヤシマ
- 3月25日 - テツノカチドキ
- 3月30日 - ラシアンルーブル
- 4月5日 - ビンゴカンタ
- 4月7日 - ミスターシービー
- 4月8日 - ブルーフラール
- 4月14日 - メジロモンスニー
- 4月17日 - ロンググレイス
- 4月21日 - リードホーユー
- 4月24日 - カツラギエース
- 4月25日 - ギャロップダイナ
- 4月27日 - ニホンピロウイナー、ダスゲニー
- 5月10日 - ダイナカール
- 5月30日 - クリスタルグリッターズ
人物
[編集]- 2月4日 - 酒井学騎手(JRA)
- 3月4日 - 大原浩司騎手(笠松)
- 3月14日 - 宮川浩一騎手、調教師(高知)
- 3月25日 - 高橋哲也騎手(浦和)
- 7月8日 - 戸崎圭太騎手(JRA)
- 7月9日 - 平山真希騎手、調教師(浦和)
- 7月24日 - 北村宏司騎手(JRA)
- 8月18日 - 秋元耕成騎手(浦和)
- 8月27日 - 高橋智大騎手(JRA)
- 9月2日 - 池添学調教師(JRA)
- 9月12日 - 白坂聡騎手(JRA)
- 10月16日 - 陶文峰騎手(水沢)
- 10月23日 - 服部剛史騎手(JRA)
- 11月3日 - 高田潤騎手(JRA)
- 12月14日 - 松下武士調教師(JRA)
- 12月17日 - 浅沼傑騎手(佐賀)
- 12月25日 - 武井亮調教師(JRA)
- 12月31日 - 武英智騎手、調教師(JRA)
死去
[編集]競走馬
[編集]人物
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 一般社団法人 中央競馬振興会『日本近代競馬総合年表』中央競馬ピーアール・センター、2018年。